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【命の授業】福岡県の小中一貫校へ!ボランティアトリミングから繋がる命のバトン

  • 執筆者の写真: Be Lav
    Be Lav
  • 21 時間前
  • 読了時間: 3分

更新日:9 時間前

​先日、オーナーが長年やってみたかったことの一つ「命の授業」で、福岡県八女市の小中一貫校にお招きいただき、講演をさせていただきました。

​大分県動物愛護センターの所長やボランティア仲間と共に3人で登壇し、「命の重さ」について生徒の皆さんと深く考える貴重な時間となりました。


みさき学園で命の授業を講演するHUGDOGオーナーミサコ

🐶 生徒たちが保護犬の命に寄り添う、全国でも珍しい取り組み


​今回お伺いした八女市の学校は、本当に素晴らしい取り組みをされています。

なんと、生徒たちが主体となって保護犬のお世話をし、新しい家族への譲渡に繋げることまで、全てを行っているのです!


​犬たちのお世話という大きな責任を担うことで、不登校だったお子さんが学校に通えるようになるなど、命の温かさが子供たちの心に大きな力を与えています。


全国的にも珍しい、命を大切にする姿勢が育まれる、まさに理想的な教育だと感動しました。


生徒たちに囲まれる預かり犬の路依

​🛁 ボラトリ25年。伝えたい「飼い主の責任」


​私たちオーナーのミサコは、約25年近くにわたりボランティアトリミング(ボラトリ)を続けてきました。

​命を粗末に扱われてきた子、過酷な環境からレスキューされた子たちを、一頭一頭お手入れするたびに、胸が締め付けられます。


ボラトリは、保護された動物たちの新しい家族を見つけるための譲渡推進活動の一環です。


​授業では、私たちがサロンで大切にしている「終生飼育」の啓発活動についてもお話ししました。


​「お家に迎えた子が、その生涯を終えるまでご家族に大切に飼育されるようになれば、殺処分は大きく減っていく」

​私たちは、この信念のもと、飼い主さんが安心して動物と暮らせるためのサポートを日々行っています。

ボランティアトリミングではプロのグルーマーでは助けられないような酷い状態の子たちもいることを伝える

​🚨 放置された子たちの現実


​また、生涯トリミングが必要なプードルちゃんたちが、お手入れされずに放置されるとどうなるか、その現実も伝えました。


​毛玉や排泄物にまみれ、どこが前で後ろかも分からないほど酷い状態になってしまった保護犬のボラトリ写真をお見せすると、生徒さんたちは一様に悲しそうな表情で耳を傾けてくれました。


​「自分たちは将来、命を軽く考える大人になるのか、それとも大切に扱える大人になるのか。これから先も、このことをしっかり考えてほしい。」


​このメッセージは、生徒さんたちの心に届いたと信じています。


セラピードッグのように子供たちの心を和ませ癒しをくれるボーダーコリー

​📈 減ってはいるけれど、まだ不幸な子たちはいる


​統計によると、全国で年間100万匹近く殺処分されていた犬猫たちは、現在1万匹以下まで大きく減っています。


これは、保護犬、保護猫を家族に迎える流れが広がり、多くの方が命について真剣に考えてくださった結果です。


​しかし、近年、その譲渡数の増加は頭打ちに近づいています。

幸せな環境で育ててもらえる子がいる一方で、まだ不幸な境遇にある子たちがたくさんいるという現実も知ってほしいのです。


大分県からはるばる福岡県八女市まで着いてきてくれたボーダーコリー

​🐾 特別ゲスト!里親募集中「路依くん」が大人気に


​今回の授業には、現在ハグドッグで里親さんを募集している「路依くん」も同行しました!


​優しい生徒さんたちに囲まれ、路依くんはもう大人気!たくさん遊んでもらい、たくさん撫でてもらい、最高の思い出ができました。

​他人事ではなく、自分のことのように真剣に話を聴いてくれる子供たちの姿に、私たち講師陣も大変刺激を受けました。


大分県動物愛護センター所長と一緒に命の授業を行ったオーナー

🌈 これからも、幸せな環境作りに取り組んでいきます


​守ってもらうべき動物たちの命と生活。今回の「命の授業」は、私たちにとっても大変貴重な経験となりました。


​私たちは、これからも「生まれてくる動物たちみんなが幸せになれる環境作り」を目指し、日々のサロンワークやボランティア活動に取り組んでいきます。

​子供たちの純粋な気持ちと真剣な眼差しから、改めて活動への決意を新たにした一日でした。


学園生徒たちが自ら保護犬のお世話と譲渡活動を行っているみさき学園


しっぽを振って通えるようになるトリミング

グルーミングサロンHUG DOG

 
 
 

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