ペット同行避難者はまだまだ支援が必要。大分から震災地へ支援物資を届けに
熊本地震から約1カ月。
隣県で起きた大きな災害に対し、「何か自分たちにもできることはないだろうか」と思いながらも、どう行動すればいいのかわからず、もどかしい気持ちを抱えながらニュースやSNSの情報を確認する日々が続いていました。

人の避難所や支援物資については、2度目の大きな地震ということもあり、行政や関係機関が迅速に対応されていました。
そんな中、今回私たちが「ペット関連の支援がまだまだ必要とされている」という現実を知ったのは、日頃からお世話になっている大在のスケッチガーデンのオーナーさんからの呼びかけでした。

オーナーさんは、もともと各避難所を回り、必要な物資を届ける活動をされていました。
現地の方々の声を直接伺う中で、ペットと同行避難をされている方や、被災によって逃げ出してしまったワンちゃん、ネコちゃんたちには、まだまだ支援が必要だという現実を知ったそうです。

オーナーさんが支援物資を運ぶ予定日まで、残された時間はわずか2日間。
短い期間ではありましたが、私たちもできる限りのお手伝いをしたいと思い、サロンのお客様をはじめ、SNSでも支援物資の呼びかけを行いました。

すると、次から次へとたくさんの方が支援物資をお店まで届けてくださいました。
中には、これまで一度もお会いしたことのない方や、お名前を名乗らず匿名で配送業者さんを通して届けてくださった方もいらっしゃいました。

こんなにも多くの方がHUGDOGの活動を見てくださり、そして応援してくださっていることに、私たち自身とても驚き、そして心から感謝しました。
短期間で集まった支援物資は、なんと車3台分にもなりました。
そして、運搬のお手伝いをしてくれる仲間とともに、いざ熊本県八代市へ。
氷川町、鏡町へと入っていくと、それまでとは景色が一変しました。

立派な日本家屋が多い地域でしたが、屋根瓦はあちこちで剥がれ落ち、中には倒壊している建物も多く見られました。
電気や水道は徐々に復旧し、町にはたくさんの人が戻ってきていました。
そのため、町全体が重苦しい雰囲気に包まれているわけではありませんでしたが、実際に被災地の様子を目の当たりにすると、胸が締め付けられるような思いになりました。

今回、私たちが支援物資をお届けしたのは4カ所です。
① 氷川町のサーブ整体療院 地域の区長さんが、ネコちゃんたちを保護されていました。
② 来来ラーメン鏡店 行き場のないネコちゃんたちのお世話をされていました。
③ せんり鏡 デイケア施設を開放し、地域の方々やネコちゃんたちのお世話をされていまし
た。
④ ドッグサロンアッシュペット関連の物資を必要としている方へお渡しするお手伝いをされていました。

また、移動中にペットを連れている方々にも声を掛けてみると、実際に困っている方もいらっしゃいました。
支援物資をお渡しすると、とても喜んでいただき、「本当に助かります」と感謝の言葉をいただきました。
今回、大分県から「がんばって!」という気持ちとともに、たくさんの支援物資を届けさせていただきました。
しかし、被災地で出会った皆さんは、私たちが想像していた以上に強く、そして人とのつながりを大切にしながら、お互いに協力し合って生活されていました。
優しさや助け合いの気持ちが、そこにはあふれていました。

むしろ、私たちの方が元気をいただいて帰ってくるほどでした。
しかし、住む場所を失い、車中泊や避難所での生活を続けている方も、まだたくさんいらっしゃいます。
元の町に戻り、復興を迎えるまでには、まだまだ長い時間がかかります。
今回、現地で新しくつながることができた方々とは、これからも連携を取りながら、私たちにできる形で応援を続けていきたいと思います。
最後になりましたが、今回の熊本地震におけるペット関連の支援活動にご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

大分県から届けられたたくさんの支援物資と、皆さまの温かいお気持ちは、確かに被災地へ届けさせていただきました。
皆さまのご協力に、心より感謝申し上げます。




コメント