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「僕たち、まだ帰るお家がありません」愛護センターのボラトリ報告

11 分前
読了時間: 3分

何度も譲渡会に参加しているのに、なかなか新しい家族が決まらない。



高齢で、一緒にお出かけするのが難しいから?


身体が大きくて力も強く、一緒に暮らすのは大変だと思われてしまうから?


長い間愛護センターで暮らしているシニア犬

そんな理由もあるのかもしれません。

新しいお家が決まらず、センターで暮らし続けている子たちを、私たちは何度もトリミングすることがあります。


苦手だったシャンプーも克服してきた柴犬ちゃん

シャンプーが苦手だったり、爪切りで怒ってしまったりする子もいるかもしれません。

それでも、愛嬌たっぷりで、たくさん甘えてくれる可愛い子たちばかりです。




今回、おおいた動物愛護センターでボラトリをしたのは6頭。

そのうち3頭は、すでに私たちと顔なじみの子たちです。

「またシャンプーするのかー……」

そんな声が聞こえてきそうな表情でトリミング室に入ってくる姿を見ると、私たちも少し申し訳ない気持ちになります。


お水が苦手ですぐに怒り出してしまう雑種ちゃん

でも、そうも言っていられません。

この子たちに、一日でも早く幸せな家族が見つかるように。

次の譲渡会に向けて、少しでも可愛く、きれいにしてあげなければなりません。




皮膚の状態がかなり悪い子は、センターの獣医さんたちに診てもらっています。

それでも、定期的にシャンプーをしてあげられるわけではないため、なかなか皮膚の状態が改善しきらない子もいます。


ちょっと怖がりなミックス犬をシャンプーするトリマー

シャンプーに慣れていない子たちなので、途中で我慢できなくなって暴れてしまったり、鳴いてしまったりすることもあります。




そんな中でも、グルーマーたちは優しく声をかけながら、必要に応じて安全に保定し、できるだけ短時間でふんわりきれいに仕上げていきます。

その姿や技術には、いつも感心させられます。


大分県で保護犬たちをボラトリするハグドッグスタッフ

そして今回、新たに収容された3頭の仔犬たちもシャンプーすることになりました。

まだ世間のことを何も知らない、純粋な仔犬たち。




初めてのシャンプーに、お水で身体が濡れることにもびっくりしていました。

これから長く付き合っていくことになるトリミング。

怖い思いばかりをすることのないように、少しずつ慣れていけるよう、丁寧に接してあげることができました。


大分県の動物愛護センターでボランティアトリミング

これからどんな家族と出会い、どんな暮らしをしていくのでしょうか。

みんなに、温かく幸せな未来が待っていてほしいと願わずにはいられません。

もうすぐ、肌寒い季節がやってきます。

昔の収容施設に比べると、おおいた動物愛護センターは環境も整い、ワンちゃんたちが過ごす場所も改善されています。

それでも、センターで暮らす子たちにとって、ここはずっと帰っていくお家ではありません。


シャンプー苦手なワンちゃんたちも慣らしていくのが得意なトリマー

安心して眠れる自分だけのお布団。名前を呼んでくれる人。何気ない毎日を一緒に過ごしてくれる家族。

そんな当たり前の日常を、まだ知らない子たちがいます。

今年の年越しは、温かいお布団のあるお家で、大好きな家族に囲まれて過ごせますように。




「僕たち、まだ帰るお家がありません」

そんな子たちが一頭でも減り、みんなが本当のお家に帰れる日が来ることを、私たちHUGDOGは心から願っています。

 
 
 

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