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執筆者の写真Be Lav

寄生虫がいる場合の対応と手数料について

更新日:2023年9月27日




当店では、寄生虫がいる場合は原則ご来店をお断りしております。


寄生虫の代表的なものは以下のようなものです


  • ノミ

  • マダニ

  • ミミダニ

  • シラミ

  • ウジ

  • 腸内寄生虫 など


このほかにも寄生虫はいますが、特にノミダニと腸内寄生虫は発生率が高く、予防も安易にできることから、予防や駆虫を確実に行ってからご来店ください。




もしも 来店中に見つかったら?

もしもご来店中に見つかった場合は、すぐにご連絡をいたします。


トリミング中であっても、全ての作業を中止して隔離しますので、直ちにお迎えをお願いいたします。


◆ 特にマダニは、万が一人間が吸血されると「SFTS」という感染症になる場合があり、スタッフの命に危険がございます。寄生が多量かどうかに関係なく、また作業がどの段階であっても中止して、駆虫のために病院へ行っていただくようお願いのご連絡をいたします。


◆ 腸内寄生虫は様々で、症状の有無に関わらず感染拡大の危険があるため、日頃より定期的な検査や予防薬の投与をお願いいたします。また、寄生の既往歴がある場合は、必ず事前にご報告をお願いいたします。


本犬に症状が特にない、だいぶ元気になったという場合でも、虫卵の排出がある場合は感染します。また食糞がある子も再感染しやすいです。


鞭虫・ジアルジア・鉤虫・コクシジウムなど、パピーやシニア、基礎疾患がある子たちにとっては、命を奪うほど重症化する寄生虫もいます。自分の子が元気に見えても、他のワンちゃんを守るために、軽視せずに必ずお知らせください。




店内清掃・消毒手数料について

犬が集まる場所ですから、そうではないところよりも感染のリスクがあるのは普通です。

だからこそ法律に則り、適切な清掃と消毒を日頃より徹底しております。


とはいえ、ご家族が寄生状況を把握しずらい毛質の子たちもおります。

また、予防や駆虫について十分な知識がなく寄生してしまっている場合がございます。


その場合、上記のように直ちにお迎えをお願いしておりますが、その後すぐに店内の大掃除や消毒を余儀なくされるケースがあります。


当店は通常、完全予約制で、なおかつ複数のわんちゃんを同じ空間で接触させることはほとんどありませんが、感染拡大を阻止するためには時間をおかずに対処する必要があります。


このようになった日は、すでにご来店の子たちも全てご予約を調整し、清掃と消毒をスタッフ総出にて行います。このため他のお客様への多大なるご迷惑となり、当店も就業時間外までスタッフを拘束する事態になります。


このようなケースになる場合には、作業途中であってもシャンプーやトリミングの代金と、店内清掃・消毒手数料がそれぞれ別途に発生いたしますので、ご了承ください。


手数料 : 一律 25,000円


また、完全に駆虫が済むまで次回のご来店はご遠慮ください。駆虫は本犬だけでなく、同居動物全て、お家の中全体や車内まで同時に確実に行い、再診で再検査を行い、再発防止をしてください。




他の子が感染 !? うちの子もすぐにうつるの?

冒頭にあげましたように、日頃よりきちんと予防の対策をとっている子たちはあまり神経質にならなくても大丈夫です。


特にノミダニは、どの子もいつでも感染する可能性がある寄生虫です。当店でなくても、一歩外に出ればその辺りにいますし、人間が持ち帰ることもあります。


普段からきちんと「動物病院で処方されるお薬を使って」予防をしていれば、万が一付着することがあっても、完全に寄生される前に駆虫される仕組みとなっています。


ホームセンターやネットの市販薬、ペンダントタイプ、アロマスプレー、虫除けグッズ、レメディーなどは、予防駆虫効果が保証されていません。

必ず動物病院で適切なお薬をご購入ください。




お薬は怖い、アレルギーが心配。。。

そんな方もいらっしゃるかと思います。

実際、アレルギーや基礎疾患の関係から、お薬が使えない子たちもいます。


だからこそ、きちんと獣医師に相談をして、虫の生態を知り、「何が本当のリスクなのか」をよく相談してください。寄生虫はアレルギーや命の危険を伴う症状、別の怖い病気の媒体となることもあります。


薬がこわいから使わないという選択は自由なのですが、それによるリスクはワンちゃんが背負うものです。また人畜共通の寄生虫も少なくありません。人間の赤ちゃんや妊婦さんやお年寄りの方も、予防しない動物と暮らすことはリスクが高まります。


現在は適切な医療を受けさせないことが、動物愛護法に抵触するケースも出ています。


お薬が怖い方は「本当は何が怖いのか」しっかりと理解した上でその選択を行い、他のワンちゃんたちへの感染拡大対策も十分におこなってください。



お薬を使いたくても病気などで使えない子がいます。

そういう子たちは、ただ感染の危険と隣り合わせになっています。


当店はトリミングが必要であれば、お薬で予防ができない子たちの受け入れもしていますので、そういう子たちを感染から守るためにも、お薬が使える子はお薬を使用していただくことを原則としてお願いしております。



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