愛護センターでのボラトリ 5月
- Be Lav
- 5月10日
- 読了時間: 2分
更新日:5月13日
シャンプーが苦手な子たちを、上手に導いていくスタッフには、いつも感心させられます。

愛護センター5月のボランティアトリミングは6頭でした。
今回も水に濡れることが苦手な子ばかりかもしれないと思っていましたが、みんなキレイにすることができました。

特に初めて会う子には、いきなりシンクに入れないで、まずは床で様子を見ます。

しっかり汚れを落とすためのシャンプーを始めると、中には暴れ出してしまう子もいます。
そうなってしまうと、シャンプーを途中でやめてお返しするわけにはいかないため、無理に押さえて洗い終えなければならなくなります。

「この子は大丈夫そうだね」と判断できた子は、シンクでしっかりと汚れを落とすことに専念できるのです。
しかし、サロンに来る子たちも同様ですが、ずっと大人しく立っていてくれる子はなかなかいないのが現状です。

立ち上がったり、飛び出そうとしたり、叫び出したりと、その反応は様々です。
慌てている子をそのままトリミングしてしまうと、さらに興奮してしまうことも少なくありません。

そんな立ち上がってしまった子の四肢をそっと床に戻し、自分で立っていられるように優しく導きます。
不思議なことに、緊張した表情だった子たちが、落ち着いてスタッフたちの目を見てくれるようになるのです。
キレイにする技術も素晴らしいですが、ワンちゃんたちが安心してトリミングを受けられるように教えていくことも本当に上手だと感じます。

愛護センターでのボラトリで初めて会った子たちが、お返しする頃には「トリミングができる子」になっている姿には、いつもながら感心させられます。
5月11日の譲渡会で、新しい家族に迎えられることを心から願っています。
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